ひらめきと思考とくつろぎと

大手セラミック部品メーカー、株式会社マルワ https://www.maruwa-g.com の保養施設、軽井沢アカデミーヒルズの大浴場を創作しました。創作のテーマは 芸術の根幹といえる、自然への敬意、生命の営み、天空の配置。2つの浴室には『北天の湯』と『南天の湯』と名付けました。
南天の湯は、流紋、波紋をイメージしています。持続と波及を表現し、アイデアの実現のためのプロセスを思考する、そんな空間を目指しました。イマヌエル・カントは、思考はひとりでは成り立たせることは不可能であり、必ず他者と共同され、公開し、主観を共有する状態からしか生まれないと述べました。 この円形の浴槽で、思考を共有し、夢や希望を実現することを願い創作しました。浴室と脱衣室をつなぐのは全天88星座のなかで最も小さく、最も有名なサザンクロス、南十字星をモチーフにしています。別名「思考の湯」。